歴史・時代小説2

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曹操残夢 -魏の曹一族
曹操亡き後の魏の皇帝の座を巡る後継者問題を中心に展開されているので蜀・呉ファンには今ひとつかもしれない。陳舜臣の筆の運び方宜しく人間のその時、置かれた立場の心情の変化等の描写は流石だ。また随所散りば......
風の陣[天命篇]
藤原仲麻呂を倒した道鏡ですが、期待に反して道鏡は仲麻呂以上の大きな権力を持って、政治を我が物としてしまいます。 そんな中で、嶋足の婚約者益女が、道鏡の陰謀から死んでしまいます。しかも、嶋足自身が殺......
霊鬼頼朝
義経、頼家、実朝、公暁と悲運な人生を過ごした4人の短編集です。短編集ですがついつい引き込まれて短編集であることを忘れてしまいました。この四人特に義経以外の人物についてはあまり知られていないため読んで......
青山一髪〈上〉孫文起つ
陳舜臣が描く辛亥革命前夜の孫文の活躍は、中国と日本といった現在の固定された国境を越えた、東洋が近代社会へ脱皮する際のアジア全体の持つ「熱とパワー」を感じさせてくれる。医者でキリスト教徒である孫文は、......
曼陀羅の人〈下〉―空海求法伝
本作は空海の唐への留学時代を小説にしたものだ。 しかし、本書は決して空海だけの物語になっていない。 恵果、王叔文、王鍔、柳宗元、橘逸勢などの歴史上の人物やそれ以外の架空の人物を 唐の時代背景ととも......
曼陀羅の人〈上〉―空海求法伝
遣唐使として唐に渡り、詩文、語学、洞察力など異才を余すところなく発揮し、 唐の人たちをも魅了していく空海の様子が良く描かれています。 本格的に密教を学び始めるのは、次巻以降ということになるのだと思い......
桃源郷〈上〉西遷編
陳舜臣の作品としては、異色の分類に入るのではないだろうか。物語としては歴史小説になるが、物語の下地にマニ教が敷かれており、本当の宗教とはなにか、真理とはなにかと常に問いかけている。「…わしは仏教じゃ......
曹操〈下〉―魏の曹一族 (中公文庫)
曹操(上)を読むよりさきに、曹操(下)の 後ろのページにある解説を先に読むことをお すすめする。 または、上下読み終わった後に、解説を読む ことになると思うが、解説を読み終わった後 にもう一度上下を......
曹操〈上〉―魏の曹一族 (中公文庫)
その辺にある変な映画よりも迫力のある、 緊張する本であると断言します。 かなり緊迫した雰囲気が読む側まで漂って きます。 曹操の従妹である、紅珠をさらう話を父の 曹嵩がしているページを読むところがか......
チンギス・ハーンの一族〈4〉斜陽万里 (集英社文庫)
第四代モンケ皇帝没後、一二六六年に統一クリルタイ開催を逸したチンギス・ハーンの一族は、第五代フビライを軸とする四十年間の兄弟抗争へ。弟フラグ軍(イル・ハーン国)で頭角を現し、その使節としてフビライ......
チンギス・ハーンの一族〈3〉滄海への道 (集英社文庫)
第四代皇帝モンケの指揮下、中国・雲南討伐に向かうフビライ(第五代皇帝に)とペルシャ遠征に向かうフラグの二人の弟を描きながら、陳氏が焦点を当てるのはフビライの漢人参謀・姚枢や子聡。中原統治の秘訣とし......
チンギス・ハーンの一族〈1〉草原の覇者 (集英社文庫)
この著者はあまり派手な脚色をしない方です。 ですから、伝説に彩られたチンギスハーンを期待すると 肩透かしを喰うかもしれません。 しかし、あくまで現実的な目線で支配者の苦悩や葛藤を描いています。 じ......
飯綱颪―十六夜長屋日月抄 (学研M文庫)
出だしが宮城谷昌光みたいに格調高くてかっこよくて、 一気に物語りにのめりこみました。 抜け忍ものだが、主人公は長屋住まいの町人たちであろう。 主人公達が助ける抜け忍の正体が明かされるラストも巧い。 ......
ファンタズム (講談社文庫)
2002年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 西澤氏のやっつけ仕事のひとつ。連続殺人を犯す異常心理を描くのが主眼。そこに超能力(?)が関わってくるのだが、結局は事件が解決されずに終わってし......
火の児の剣
物語は、大老堀田正俊が若年寄稲葉正休に殿中で襲われて、重傷を負いながらも自邸に辿り着く寸前、何者かに刺殺されるところから始まる。プロローグに当たる序章からして謎めいており、一気に引き付けられる。 一......
飯綱颪―十六夜長屋日月抄 (学研M文庫)
出だしが宮城谷昌光みたいに格調高くてかっこよくて、 一気に物語りにのめりこみました。 抜け忍ものだが、主人公は長屋住まいの町人たちであろう。 主人公達が助ける抜け忍の正体が明かされるラストも巧い。 ......
ファンタズム (講談社文庫)
2002年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 西澤氏のやっつけ仕のひとつ。連続殺人を犯す異常心理を描くのが主眼。そこに超能力(?)が関わってくるのだが、結局は事件が解決されずに終わってしま......
火の児の剣
物語は、大老堀田正俊が若年寄稲葉正休に殿中で襲われて、重傷を負いながらも自邸に辿り着く寸前、何者かに刺殺されるところから始まる。プロローグに当たる序章からして謎めいており、一気に引き付けられる。 一......
武田三代 (文春文庫)
武田信玄及びその周辺の人々が どのような歴史を経ていたのか、を知ろうとするとき、 武田信玄(全四巻)などは初心者には重過ぎます。 この短編集で雰囲気を感じ取って興味を持ったら 大作にも素直に入ってい......
さなぎ舞
登場人物がしっかりと描き分けられ、次々と転がるように展開していく物語に、高揚感を味わいながら読み進みました。 皆それぞれの人生を背負って生きているのだろう、彼らはここに記されていない時間をどう過ごし......
土方歳三―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)
?石田村の人気者?絹ブームの多摩?貧乏道場試衛館?京都へ行こう?特別浪士隊に参加芹沢鴨、近藤を侮辱する?清河八郎の謀略?試衛館、清河に反乱する?京都自警団をつくる?隊士は、昔の身分を忘れろ?局中法度......
沖田総司―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)
新撰組、一番隊隊長沖田総司にスポットを当てた話です。幼少の頃から、死に至るまでのお話なのです・・・。 今まで、私は土方さん中心に書かれている物語しか読んだ事ありませんでした。土方さんと沖田が仲良しこ......
小説 近藤勇
個人的には土方歳三先生が好きですが、来年の大河ドラマを前に新撰組にも味ありますし、童門冬二氏の小説も好きですし「近藤勇」読み出しています。新撰組って、侍達の集団かと思ったら、元は農民たちが本物の侍魂......
国僧日蓮〈下〉 (学研M文庫)
国の混乱は、過度に保護された聖職者の説く誤った教えにあり。辻説法という手段で直接訴えかけ、盲目(自分の胸中に仏界があることを知らない)を開く。とにかくすごいドラマ。鎌倉時代にこんな人がいたんだ!...
国僧日蓮〈上〉 (学研M文庫)
国の混乱は、過度に保護された聖職者の説く誤った教えにあり。 辻説法という手段で直接訴えかけ、盲目(自分の胸中に仏界が あることを知らない)を開く。 とにかくすごいドラマ。鎌倉時代にこんな人がいたんだ!...
疾走の志士 高杉晋作
たまには小説以外で高杉晋作という人物を知ろうと手に取った本ですが、中々 感銘を受ける部分がありました。本全体を中心に、作者が伝えたい 「おもしろき事なき世(現代)をおもしろく」高杉さんのように生きる......
松浦静山夜話語り
幕末に向かう19世紀の前半、海防問題は重要になりつつある時代に 青雲の志をずっと秘めていた元平戸藩主の松浦静山。 風流人である見識も高かったが、常に傍観者的な立場であり、 時代の求めに応じた幕府中枢......
いじん幽霊―完四郎広目手控 (集英社文庫)
舞台は異人の住む横浜。そこで起こるいくつものエピソードは、文化の違いなども絡んでわくわくするものばかり。完四郎の推理はさえ、スカッとした読み終わりを保障してくれる。幕末の横浜は毎日がサプライズの連続......
用心棒―椿三十郎 (時代小説文庫)
黒澤映画「用心棒」のノベライズ小説です。自分が一番好きな黒澤作品でもあり、見つけた時には即購入しました。 時代小説で腕を慣らした鳥羽氏だけあり、剣劇の場面では、ダイナミック且つ細やかな描写がとにかく......
夢からの手紙
著者初の時代物短編集と言うことだが、なかなか達者な筆で江戸から開化期の風俗を再現している。六つの短編があるがいずれも人間の或る種の『妄執』の在りようを描いており、それが或いは女房子供を擲って女郎の元......
刻謎宮(4) (講談社文庫)
形勢の不利を悟り、潔く権力の座を放棄して別の時代へ逃れて再起を目指す坂本龍馬。 支配者特権に未練たらたらな取巻きたちは、ひそかに彼を裏切ってこの時代に残ろうとします。 その間隙を突いて、沖田総司が、......
刻謎宮(3) (講談社文庫)
殷(商)末期に至るまで千年にわたって古代中国の最高権力者として君臨する坂本龍馬とその取巻き達。 彼らの目を欺くため、管理センターはヘラクレスや沖田総司達の「意識」だけをその時代に生きる英雄達の体へ転......
奇謀―真田幸村の遺言
帯の惹句がオチをばらしてやがんの。 まあ、紀州松平の四男坊(実質三男坊)で新之助君(新さん)といえば誰か、このジャンルの読者ならすぐ分かるだろうが。 鳥羽時代小説はほとんど全て読んでいる......
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